第8回 家は、人を入れる箱ではない!のつづき
第8回潜入レポート
「家は、人を入れる箱ではない!」のつづき
加葉ちゃん★ひどいな~ 鬼呼ばわり。みなさんが、しっかり、きっちり、楽しくやってくださっているのはわかっております。はい!
ほんと、面白くてかわいく仕上がってきているので、ゲラ(潜入者
★校正紙のことを表す出版業界用語です。初校、再校、色校と、段階をふんでそのつど間違いがないかなどをチェックしていくものです)ではなく、早く本のかたちになって書店で並んでいるのを見たいという願望がフツフツと……
潜入者
★私も早く見たいな。
潜入者
★私も。
潜入者
★なになに、人ごとみたいに。ボクにみんなでプレッシャーをかけてもダメです。ただ今、装幀(潜入者
★本のパッケージ、つまりカバーや表紙や帯のデザインのことです)を思案中なんですから。お楽しみに。
ところで、前々回で話が途中になっていた「一戸建ての家は、人を入れる箱ではない」って話ですが……
加葉ちゃん★そうそう、忘れるところでした。
潜入者
★うまく、話を変えられたぞっと。
加葉ちゃん★マンションって、家具や荷物がなくなったら、みんな同じような箱みたいじゃないですか?
潜入者
★たしかに、インテリアにこだわったり自分の好みのものをどんどん置いてもいけば、住む人の個性が出てくるけど、それらをなくしてしまったら、う~ん、ただの箱になってしまうかも。
加葉ちゃん★建て売りの住宅とかも、設計やデザインなどいろいろ考えられているものもあるけれど、やはり、どんな家族にも合うように個性をなくしていかざるをえないでしょ。
潜入者
★マンションも建て売り住宅も、まずはいい箱を作っておきましたから、その中は自由に好きな物を入れたり飾ったりしてください、ていう感じかな?
加葉ちゃん★そう、注文住宅のように、間取りを一から考えて、こだわりを入れ込んで、家族の意見が違ったりしてけんかして、それでも、話し合って決定して、完成するのがうれしくて楽しくて待ち遠しくて……
そういう家は、家具や荷物を入れる前から、その家そのものがすごくその家族にあった個性的な家になるんです。
潜入者
★なるほど……。でも、注文住宅が予算的に無理という人もいるんと違いますか~
加葉ちゃん★そりゃ~、予算も大事です。土地も大事です。でも、ちょっと場所を変えれば、注文住宅でも予算的にOKなところはあるはず。
潜入者
★そっか、駅からもう少し離れてしまうけど、土地がお安いところなら、建物にその分お金がかけられるわけか~
加葉ちゃん★家を持つということは「家族の一生の心の思い出をつくる」ということです。よ~く考えて、箱じゃない家をつくってみませんか~
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